ワンダフル プラモデル

これからプラモデルを始める方に知っていただきたい情報をお届け

制作専用の作業部屋を作るメリット

作業部屋

プラモデル制作を趣味としている人のなかには、自宅に作業部屋を用意する人も少なくありません。
専用の作業部屋にはいくつかのメリットがありますが、中でも大きなポイントとして挙げられるのが集中力のアップです。
一人暮らしをしている人であれば問題はありませんが、家族や恋人と一緒に住んでいる場合、様々な配慮をしなくてはいけません。
パーツ類を繋ぎ合わせる時に使用する接着剤は独特の刺激臭がするため、慣れていないと不快に感じやすいと言われています。
また、プラモデルは種類によって異なりますが、小さな戦闘機や戦車などのミリタリー系は小さなパーツがたくさんあるので注意深く扱わなくてはいけません。
ペットや小さな子供がいると、うっかり踏んで壊されたり紛失するトラブルが起きることもあります。
専用の部屋があれば家族に文句を言われたり、部品が無くなる心配がありません。

もう一つのメリットとして、保管場所の確保があります。
モデラーにとって作業スペースと並んで問題になりやすいのが、完成した作品の保管場所です。
一つひとつのサイズは小さくても、数が集まれば飾っておく場所がなくなっていきます。
リビングのように他の人と一緒に使う部屋に置いておくと、部屋の美観を損ねるなどクレームが出かねません。
プラモデル制作は、数ある趣味の中でも他人には理解されにくく、興味がない人からすれば、どれも同じに見えてしまいます。
そのため、自分が不在の時に、家族が勝手にゴミとして処分してしまってトラブルに発展するという事例も珍しくありません。
作業部屋は、ただ制作をするためだけでなく、完成品の保管庫としても活用できます。
例えば、ジオラマを製作して戦場を再現しても、誰にも迷惑を掛けることなく楽しむことが可能です。
ただし、作業部屋を作ることは、必然的に家のスペースを自分だけが占有することになります。
家族や恋人と一緒に住んでいる場合は、後々の喧嘩を避けるためにも、見切り発車的に行動をせずに同居人から了承を取っておくことが大切です。